平成30年7月例会の報告
7月22日(日)、四日市市総合会館の3階、社会適応訓練室において、7月例会「四日市市生涯学習いきいき出前講座 災害からいのちを守るために」と銘打ち、四日市市役所
危機管理室 主幹 田中宏和先生により「災害からいのちを守るために」という演題で講演を行なっていただきました。
講演の概要は「1災害をイメージして、2仕組みを理解し、3防災・減災につなげる。」ことが大事という内容でした。1では、被害の状況を目の当りにした動画の上映があり、参加者は皆、顔をしかめていました。また、被災後に歩けなくなってしまう高齢者が多いというのも衝撃的なお話でした。理由は、避難所等で、休むように言われて、動かないからだそうです。2では、避難所の状況など写真と動画を交えて話されました。3は、具体的な、家具の固定方法や、ローリングストック(古いものから使って、新しいものに入れ替える備蓄方法)などについても話されました。ローリングストックをすることで食べ慣れた味のものを食べることができ、ストレスが緩和されるそうです。
質疑応答では、「耳が聞こえづらい」と言う事を、普段からアピールしておけば、いざ、災害が起こっても困る事は少ないのではないか。隣近所の方とのコミュニケーションが大切である。また防災メールに登録するなど、情報をかき集めることが大切であると答えていただきました。
講演後、会員相互で防災に関すること、過去の災害体験など意見交換を行いました。
例会後は、場所を近鉄百貨店ハワイアンビアガーデンに移し、夕食会を開きました。難聴者と要約筆記者が集い、賑やかな時間を過ごすことができました。バーベキューコンロから出る煙と熱風に包まれながら「熱い、暑い」と言いながら厚い肉と新鮮な魚介類を美味しくいただきました。フラダンスショーあり笑いありで、楽しい時間はあっという間に過ぎてしまいました。学習会や講演会も良いですが、たまにはみんなで食事を楽しみながら、親睦を深めるのも良いのではと思ったひと時でした。