第21回三重難聴定期総会および防災・減災学習の報告
平成30年5月27日(日)、四日市市総合会館において、第21回三重県難聴・中途失聴者協会定期総会を開催しました。正会員、賛助会員、要約筆記者養成講座の受講生、要約筆記者を合わせ、38名の参加となりました。
会長挨拶のあと、来賓としてお招きした全国要約筆記問題研究会三重県支部長と三重県要約筆記サークル連絡協議会長代理の方からご挨拶をいただきました。
そして、総会では、平成29年度の事業報告および会計決算報告、監査報告があり、続いて平成30年度の事業計画と会計予算についての提案がありました。会場からのご意見や質問を受け、活発な審議が行われました。皆様のご協力をもちまして、今年度も滞ることなくすべての案件が承認されました。
お昼は三重難聴名物の「総会弁当」とおしゃべりタイムで楽しいひと時を過ごしました。
午後は、防災・減災についての学習会を行いました。三重難聴は今年通年で、防災・減災のテーマを設定し活動していく計画です。最初に事務局から防災に対する三重難聴としての取り組みとその考え方の紹介がありました。
次に、災害の学習VTRを観て脳に刺激を与えて本題に入りました。全難聴発行の「難聴者・中途失聴者のための災害時・緊急マニュアル」について、「自分たちのことだ」ということを意識するため三重難聴会員が進行役となり、@みんなで学習(意識を高める)A意見交換(知識を向上させる)に視点をおき、意見交換を交え学習しました。終了後は質問、意見交換に時間を割き、多くの質問・疑問が出されました。それに対して参加者から自身の訓練参加、体験などから得た貴重なアドバイスと回答がありました。
今後の活動につながる有意義で楽しく防災を学ぶ時間となり、目的の「防災意識を高める」よい機会とすることができました。