このスローガンは、平成29年度定期総会により、承認されました。
令和5年5月28日(日)、四日市市総合会館において、第26回三重県難聴・中途失聴者協会定期総会を、正会員10名、賛助会員7名の計17名の参加で開催しました。
来賓には、(特非)全国要約筆記問題研究会三重県支部の支部長、三重県要約筆記サークル連絡協議会の会長をお招きし、ご挨拶をいただきました。
令和4年度の「事業報告および活動報告案」、「決算および監査報告案」、令和5年度の「事業計画案」と「会計予算案」、令和5.6年度の「理事改選案」の5議案について質疑、審議を行い、すべての議案が承認されました。
理事8名が承認されたのを受け、理事の互選により役員を決め、「スローガンの読み上げ」、「がんばろう三唱」を行い、総会を終了しました。
午後は、三重難聴会長によるテーマ「人工内耳を装用して〜補聴器との併用で拡がる新しい音の世界〜」の講演会です。参加者は31名、初参加の人もみえ、盛況な例会となりました。
会長は、子供の頃からの難聴で、両耳90デシベル以上の重度難聴者です。コロナ禍によるマスク生活で、コミュニケーションがより難しくなり、人工内耳の植込み手術に踏み切られたとのことでした。
講演は、術前、術中、術後の様子や経過の説明を写真や図を用いながら進めれました。音入れ直後は、音も刺激も感じず不安に感じたそうなのですが、徐々に音が出ている事が分かるようになってきたそうです。それらの音を「音」というよりは、「刺激」として入ってきたと表現されていました。
人工内耳を装用してから、動いている物には必ず「音」があることに気づき、類似する言葉の聞き取りの練習を繰り返すことで、徐々に言葉の聞き取りがよくなってきているとのことでした。
次回の例会もお楽しみに!