5月例会の報告

 令和3年5月30日(日)、この日予定の総会は書面議決での対応となりましたが、その後の講演会は、三重難聴として初めてオンライン形式で行いました。
 講師は東京のソースネクスト社の方で、三重難聴の会員は自宅からの参加で、講演内容は、「ポケトークmimi」(携帯用)と「タブレットmimi」(据え置き用)についての説明です。
 これらの機器は、どちらも、話し言葉を文字にする機能に特化していて、ネットに繋がる環境であれば、常時利用できます。話し手が、正しく変換されていることを確認しながら、難聴者と対話する場面を想定しています。「難聴者本人とその家族」はもちろんのこと、「病院・薬局」「役所」「老人ホーム」「障害者を雇用する企業」などで使われているそうです。
 また、タブレットmimiの機能として、近くにいる人の言葉を表示するだけではなく、「ブラウザ共有」という機能により、タブレットmimiに話した言葉を離れた場所にあるPCやスマホなどでも表示できます。この講演会は、この方式を用いて行われました。この機能により、プロジェクタを介して大きな画面に映し出すことも可能で、実際に企業の朝礼などで利用されている例もあるとのことでした。