11月例会の報告

<11月例会>

11月例会の様子
 令和2年11月8日の午後、11月例会を津センターパレスにおいて、様々な新型コロナウイルス感染防止の対策を講じながら行いました。(参加者11名)
今回は、津薬剤師会理事の先生をお招きして「かかりつけ薬剤師・薬局」についての講演会です。「かかりつけ薬剤師」は、調剤薬局の薬剤師を一人指名し、契約した方です。その薬剤師さんに医師が処方する薬をはじめ、市販の薬やサプリメントまでをもトータルで管理してもらいます。若干費用がかかるそうです。高齢になると複数の病院にかかる人も多く、その病院ごとに薬をもらうことになりますが、一人の薬剤師が全ての薬を把握することで、重複した薬、飲み合わせの悪い薬などのトラブルを防げます。
かかりつけ薬剤師は年中無休の24時間対応。患者用に携帯を持って対応します。だから、薬の相談ができ、薬に関する事で訪問もしてもらえ、状況に応じては薬の宅配も可能です。まさにかゆいところに手が届くとても素晴らしい制度です。かかりつけ薬剤師と契約しても、薬をもらうのはどの調剤薬局でもよいとのこと。ただし、かかりつけ薬剤師と契約していることをお薬手帳などに記載しておくことが必要です。
また、参加者からは、薬局に関して日ごろの思いのたけを話す時間も取れ、あっという間の2時間でした。

現在、県の要約筆記講座を受講している人も見学にきてくれました。また、弊会に「ルカミイ」という透明マスクが無償で配布されたので,参加者はそれを装着してみました。一般の透明マスクより隙間がなく、また口元がよく見えるように工夫されているのが特徴です。
次回の例会をお楽しみに。