7月例会の報告

<7月例会>

7月例会
 令和2年7月26日の午後、四日市市総合会館社会適応訓練室において、7月例会が行われました。(参加者18名)
新型コロナウイルス感染防止のため、いろいろな対策を施したことにより、これまでとは運営方法が違う例会となりました。

前半は恒例の「何でも語ろう会」でした。コロナ禍のなかで、どのようなことに困っているか、どのような工夫をしているかが話題となりました。今回も「参加者が自分の話のポイントを書いたものをOHCに映し出す」方法で行われました。この方法は、要約筆記を映し出すスクリーンと用紙を映し出すスクリーンが横並びになるので分かりやすいと好評です。今回の場合、時間が40分しかなかったため、18人の参加者で割ると1人2分強しか、持ち時間がありません。
しかし、皆さん、平均すると1人1分弱でお話しされたため、結果的には、なんと10分という時間が余りました。そのため、「どうしても」という方に追加して、お話をしていただきました。皆様のご協力に感謝します。

後半は、初めに三重県庁全国障害者スポーツ大会課の方と、三重県聴覚障害者協会の方から、「三重とこわか国体」ボランティア募集のPRでがありました。とこわか国体では、ボランティアが、不足しており、ぜひ、この機会にボランティアをやってみてくださいとのことでした。
次に、三重県聴覚障害者支援センター長による「県民手話講座」でした。まず「聞こえないことって不幸?」という演題で普段、どのように工夫をされて生活されているかというお話でがありました。続いて、「手話講座」では、「災害」に関する手話を教えていただきました。どれも興味深い手話ばかりで、大変参考になりました。最後は、「密」になるのでできなかった、クロスロードゲームを模した講演がありました。実際に私たち難聴者が被災したらどうなるかというリアリティのあるお話がありました。
半年ぶりの例会で、皆さんの元気そうな顔が見られてよかったです。